太ももをしっかりあげた「その場足踏み」で、筋肉とバランス力を強化

今日の横浜は、なんだかすっきりしないお天気です。

健康のために、ウォーキングやジョギングをされている方も多いと思いますが、

こんなお天気の日には、外へ出てもあまり気持ちがよくないですよね。

 

お教室でも、お天気の悪い時や気分があまり乗らない時に、無理に外へ出てウォーキングなど

しなくても大丈夫ですよ~とお話ししています。

ストイックになりすぎて、それがストレスになってしまうのでは、あまり意味がないですから。

そのかわり、テレビを見ながらでもかまわないので、「その場足踏み」を毎日の習慣におすすめ

しています。

 

その場足踏みといっても、単に足踏みをするわけではありません。

腿をしっかりとあげる足踏みです。

脚を元気よく上げ下げするこの動きは、腸腰筋という筋肉を鍛え、バランス力を強化します。

転倒防止、まさに「ロコモ予防」です。

 

腿を持ち上げる時に主に使われる筋肉を、腸腰筋といいます。

腸腰筋は、私たちの体の中で、上半身から下半身に繋がっている唯一の筋肉です。

加齢とともに衰えやすい筋肉であるこの腸腰筋を鍛えて、姿勢を改善し、バランス力能力を

高めましょう!

 

 1)両足を肩幅くらいに開いて立つか、椅子に座ります。

 2)両腕を開いて、軽く肘を曲げて、手のひらをおへその位置くらいに下向きに出します。

  3)息を吸いながら、片方の太腿を脚の付け根からあげるように意識して膝をあげて、

   手の平で膝をタッチします。

   この時、背中が丸まったり、顎があがらないように注意しましょう。

 4)息を吐きながら、脚をゆっくりと下していきます。

 5)反対の脚も同様に行い、左右交互にリズミカルに数回繰り返しましょう。

 

慣れてきたら、太ももをあげる時に、つま先を上向きにしてみましょう。

足首や足底筋が強化され、転倒防止効果が高まります。

膝をタッチするのは、太ももを上げる高さの確認のためでもありますので、慣れてきたら、

両腕を大きく振りながら行うのもいいですね。

運動量が上がり、速足歩き並みのカロリー消費になります。

 

太腿をしっかりあげるその場足踏みは、転倒防止はもちろん、体全体の代謝があがり

ダイエット効果も。

また、腸などの内臓にも刺激を与えるので、便秘も解消されるとか。

 

天気や人目を気にせずに、家の中でできるシンプルな動きですが、ぜひ,毎日の習慣に

取り入れたいですね☆