プラハで日本の観光ガイドを考える

更新が久しぶりになりました、すみません!

年末から年始にかけて、ハンガリーとチェコを14日間旅行してきました。

2つともとてもとても素敵なところで、本当にもう一回行きたい!

 

旅行中、いろいろと感じることはあったのですが、今回改めて感じたことが1つ。

ハンガリーのブダペストでは国立オペラ劇場、チェコのプラハではアールヌーボー建築の市民会館を

それぞれ施設のガイド付(英語)ツアーで見学に参加したのですが

両方ともガイドさんが素晴らしくて、期待以上に施設を楽しむことができました。

英語はもちろんなのですが、感動したのはその説明の中身。

どちらも案内している施設についての知識はもちろんなのですが

その語り口が、ユーモアも含め、わかりやすく、興味をもたせるような話し方で

見学時間がとても早く感じるくらいよかったのです。

 

振り返って日本。

日本が誇る文化財で、英語(なり他の外国語)での見学ツアーを実施しているところは少ないです。

あったとしても、残念ながら内容がいまひとつ。

外国人観光客の急増に対し、その受け入れ態勢が追い付いていないと言われていますが

こういった点もそのうちの1つなんでしょうね。

日本独特の文化に興味をもって訪れる観光客は大勢いらっしゃるのに、

それを実感してもらえる機会を逃しているのはもったいないなぁ。

 

ただ、そういう点の整備にはやはり時間がかかるのでしょうし

せめて外国人観光客の方々が街なかで出会う日本人として、できることはやっていきたいですね。

それには、英語力も確かにそうなのですが

話す内容や、ちょっとしたユーモアを入れて和ませる など

そういう知識や気配りがあると、より会話がはずみます。

自分が海外旅行に行った場合でも、基本的には同じことですよね。

 

2020年には4000万人の外国人観光客の誘致を目標にしているそうですが、

単純に考えれば、3年後には、街なかに今の倍の外国人の姿を見かけることになるということ。

英会話ができるようになりたい、なったほうがいいな

そう思う方が増えるのも自然なことなんでしょうね。

その場を提供している者としては嬉しいことですし

せっかくご縁があってこのS&Sに来てくださった生徒の方々には

どこのお教室でもできる英会話ではなく、

文化の知識や、会話のコツなども楽しみながら学んで頂き

本当にコミュニケーションできるための英会話を身につけて頂けるようにしたいと思っています。