改めて思った、文化の説明の難しさ

来日中の友人一家のご案内で、先週末は土日ともずいぶんと東京中を歩きました…

スポーツ好きなご一家で、本当は相撲が見たいとおっしゃっていたのですが

相撲人気のこのご時世、そう簡単に入場券が手に入るわけはなく、

いろいろなところに申し込んでみたのですが、すべて惨敗。

一体どうやったら手にはいるのやら。

 

しかし、雰囲気だけでもということで、初日だった昨日、両国に国技館を拝みに行ってみると

夕方だったためか、取り組みを終えた幕下の力士の方々などがいらっしゃって

結果的にはちょうどいいタイミングで、力士の写真を撮ったりできました。

国技館の外には、大きめのテレビが置いてあり、ちょっとした街頭中継。

一家は「おーーー!」という感じでテレビに近寄り、熱心に観戦です。

そういえば、当然ながら取組みのTV放映なんか見たことないですもんね。

よかったよかった(^^) … と思ったら、ここからが私のあわあわの始まりでした。

テレビを見ながら、

相撲取りは何人いるんだ(いわゆる力士は600人、幕内が42人まで)

なぜ相撲には階級がないんだ(→力だけでなく「心・技・体」の強さを競うからです)

リング(土俵のことですね)はどれくらいの大きさか?(→直径約4.5m)

一勝負に時間制限はあるのか(→ありません、勝負がつくまでやる)

…などなど、もう質問攻めで大変なことといったら。

 

実はお相撲についてこんなに詳しく聞かれたのは初めてでして

ただ幸いクラスでもご紹介している内容なので

役に立ってよかったーと思いつつ、なんとか答えることができました。

英語でどう説明するかを一度でも確認してあると、説明もしやすいですね。

わかっているようで、いざ説明しようとすると結構知らないことだらけなのが日本文化。

他もちゃんと説明できるようにしておかねばと、改めて感じた次第でした。

 

お相撲について、さて英語でどう説明しましょうか。

丁度東京場所の最中ですし、考えてみると面白いですよ。

S&Sのおもてなしクラスでは、こういう内容を毎回うんうんうなりながらやっています。

で、しんどいかというと、これが結構面白いんですね。(^^)