歳を重ねてこそ

今日は久しぶりに銀座で飲み会。

以前勤めていた会社の、同じ部署だった同期のうち2人が、この3月末で退職するということで

仲のよかったメンバーでお祝いです。

 

22歳前後で入社して(私は留学で2年遅れの24歳でしたが)

気がつけば今年皆50歳を超えます。

定年までいることが滅多にない会社ですので、この歳での退職も全く普通、

逆によく今までいたよねーなどとわいわい話していましたが

それぞれになんとなく、歳を重ねてこそ実感を伴って思うことってあるよねという話になりました。

 

クラスでは、先生はまだ若いからいいわねー、と言われます。

この歳で若いと言われるのも、ある意味貴重で有難い環境ですが (^^;  

でも人生の前半か後半かといえば、生徒さんたちと同じ分類です。

(かなり乱暴ではありますが)

その中ではおよそヒヨッコではあるものの

ぼんやりと、親の面倒だの、今後の時間の使い方だの、

自分の人生の終わらせ方などについて考えるようになりました。

以前も考えなかったわけではないのですが

前述したように、実感を伴って考えるようになったのはここ最近のこと。

そして、元同期たちと話をしていて思ったのは

そういう時代を経てきた方々と、滅多にないほどたくさんお話しできている私の環境って

本当に恵まれているなぁということでした。

 

英会話では皆さんが私の生徒さんですが

皆さんにお会いできて、本当にいろいろと教えて頂いています。

年とると体動かないからいやねぇとか、もう覚えられないとかおっしゃいますが

それよりもっと大事なことを学んできていらっしゃるのだから

歳を重ねるのは悪くない。

皆さんと接しているからこそ私はそう思えるんですね。

 

あと、皆さんそういう風におっしゃいますが

多分芯の部分ではわかってらっしゃってるんじゃないかな。

いろいろあるけど、悪くない。

10年後、20年後、私もそういう風に言えるように過ごしていきたいものです。