地方での外国人観光客

先週、青森を旅行してきたと触れましたが

本当に、想像していたよりずっと外国人観光客が多くてびっくりでした。

アジア圏からの団体さんが多かったのですが

これは北海道新幹線で函館と青森が1時間で移動できることから

人気の北海道と、まだあまり知られていない青森を

くっつけて観光しましょうというキャンペーンの結果のようです。

(現地で、日本人向けにもそのようなポスターを多く見かけました)

私自身、青森に行くまで、函館とそんなに時間距離が近いと思っていなかったので

やはり実際に行ってみて初めてわかることは多いんだなと感じました。

 

現地では4泊、すべて別の宿に宿泊したのですが、どの宿でも外国人の方を見かけましたし

温泉の入り方から朝食の注意事項まで、すべて英語で添え書きされていました。

(残念な英語が目についてしまうのはいつものことなのですが…努力は大事)

ちょうどりんごの季節で、弘前のりんご公園ではリンゴ狩りの体験ができるのですが

中国系らしい団体の方がリンゴをもいで、その場で自分でジュースにする体験をされていました。

日本のりんごはアジアでは高級品で名前が通っていますが

私から見ても、いつも食べているりんごとは格段に違うおいしさで(しかも安い!)

いい思い出になるんだろうなと思います。

 

あと、奈良美智さんの作品で有名な青森県立美術館や、奥入瀬渓流など

日本人にも有名な観光地には、個人で旅行されている感じの外国人の姿も少なくなかったです。

最近は日本の自然や、地方の素朴な風景を求めて、地方を観光する外国人が増えていると聞いていましたが

それを目の当たりにする感じでした。

 

おもてなし英会話のクラスでは、日本の観光地を紹介するスライドを見て頂いていて

月に1か所ずつ、自分でも行ったことのない場所も含めてせっせと調べていますが

本当に魅力的なところが多いですね。

実は今回の青森旅行も、以前作成した時に行ってみたいという気持ちになり、実現したものです。

スライドを作るたび、毎回そこに行ってみたくなります。

各自治体も、インバウンドの経済効果を求めてではありますが

PRの動画を作ったり、HPを多言語対応したりと、いろいろ工夫をされているようです。

外国人観光客の方が日本人よりも日本の美しい場所を知っているのかも。

 

ちなみに今日作っていたのは島根のスライド。

山陰地方は、最近外国人観光客の伸び率が日本で最も高いエリアです。

出雲大社だけでなく、本当によさそうなところがたくさん。また行きたくなってきました。