自分の時間 "me-time"

私事で恐縮ですが、先週からちょっと訳あって、姪っ子が私の家に居候しています。

もう働いていますので、平日は朝出て行って夜まで帰りませんし

お互い食べたい時に食べる、家事は気が付いたらやる、帰る時間はなるべく連絡するなど

ゆるいルールのもと、付かず離れずでやっていますので、それほどストレスでもないのですが

私自身、もう何十年も一人暮らしをしてきていますし

もともと旅行に行くのも一人旅が快適、なるべく自分の時間を持っていたい性分ですので

いつもとは違うペースの生活に少々戸惑っていたりもします。

 

で、はたと思ったのが

「一人の時間が大事」って英語でなんて言うんだろう?

そのまま英訳すれば I need my alone time. とかだと思うんですが。

ちょうど、今日は時々英文チェックしてくれているアメリカ人の友人とごはんをしたので

何ていうのかなぁと聞いてみたところ、I need some "me-time". と教えてくれました。

(" " で囲わなくても、me time とハイフンなしで書いても、どちらでも構わないらしい)

my time じゃなくて me time?

文法的には間違いのように見えますが、口語として全く問題なく使われているようです。

ためしに "me time" で画像検索してみると

いかにも一人でのんびり過ごしているような写真が続々と見つかり

そういう感じの時に使うのね というのがよくわかりました。

※話がちょっと外れますが、英語のイメージをとらえるときには

 その言葉で画像検索をしてみると、結構理解に役立つ時があります。

 

me-time を文法的に説明するのは多分難しいんだろうと思います。

日本語で「食べられる」を「食べれる」と「ら抜き」にしてしまうのと似ていますね。

文法にとらわれず、日常生活で使えそうな、生きた言い回しがまた一つ増えました。

ちなみに、「自分へのご褒美」は treat myself (自分をもてなす)を使うそうです。

使い方としては I worked hard this week. I need to treat myself! という感じでしょうか。

私も今週末は I'll enjoy some me-time, treating myself with something. といきたいと思います。