好奇心は脳のお薬

前にもちょっと触れましたが、現在訳あって姪っ子がうちに同居中です。

現在25歳、生まれた時からは年2,3回しか会ったことはなかったので

だいたいの性格しか把握していなかったのですが、

ここ2か月近く一緒にいるため、だいたいの様子がわかってきました。

 

仕事をしているので、平日はそれでほとんど終わるのですが

週末は住む場所探し、しかしネットで見ているのがほとんどで現地に足を運ぼうとしません。

また、時間があればやはりネットで何かを見ているか、スマホでゲームしているか。

東京に出てきてまだ3か月足らずなので、

出ていけばいろいろおもしろい場所もあると思うのに、それもほとんどなし。

私が仕事で出てきた際には、休みのたびいろいろと足を運んだものでしたが。

聞くと「めんどくさいし」という感じの答え。

ネットではわからないこともいっぱいあると思うんだけどなぁ。

 

一方、クラスの生徒さんたちを見ると、皆さんとても元気で

お出かけしたり、コンサートを楽しんだり。旅行もしょっちゅう。

中には介護などでなかなか外出もできない方もいらっしゃいますが

そういう方も英会話のクラスで上手に気分転換してらっしゃるように見えます。

クラスでは皆さん「英会話もなかなか覚えられなくて」とおっしゃいますが

脳のトレーニングには、適度な運動と好奇心、そして人とのコミュニケーションが必要と言われています。

英語をやってみたいという好奇心と、クラスで人と話すことは

たとえ英語が思うように上達しなかったとしても、

参加すること自体が脳の健康にいいのですから、それだけでも価値があるというもの。

むしろあまり真面目に取り組まず、気楽に長く続けて頂いて

脳トレしつつ、少しずつですが言えるフレーズができたり、何よりその時間を楽しいと思ってくだされば

それだけでもS&Sがやっている英会話クラスの価値があるんじゃないかと思っています。

 

で、うちの姪っ子のことに戻りますが。

今の若い人(とつい言ってしまう年になりました)は、多くがああなんですかね。

好奇心少なく、コミュニケーション少なく暮らす人が増えていくと、

今データで予測されているよりもはるかに多くの人が

脳の健康を損なっている社会ができちゃうんじゃないかと

ちょっと心配になってしまいますが。大丈夫なのかしらん…