ちゃんとした音で練習していれば聞こえます

クラスで話をしていると

TVや映画を見ていて、ほんの少しだけど聞き取れた!という話をよく伺います。

そうするとやっぱり楽しくて、また英語に触れようという気になられるようで

お話を聞きながらこちらも嬉しくなります。

 

「聞き取れる」という感覚は、基本的に意味が分からなくては持てないものなので

耳にしたことのない文章や単語だと、そういう気持ちにはなれません。

生徒さんたちが「聞き取れた!」と言われるのも、やはりクラスでやったものがほとんどです。

今日もクラスで

「なんかニュースで残念っていう感じなのを disappointed って言ってたのわかりました!」との声が。

クラスの中でやった単語でした。長い単語なのによく聞こえたねー!と、ひと盛り上がり。

 

単語だけ聞こえても意味がないと思われますか?

disappointed は、多くの人がディスアポインティッド と発音されています。

でもS&Sの生徒さんは、ちゃんと ディサポインティッ と言えてます。

できるだけ英語の音に近い音で練習しているから聞こえる。

たとえ単語1つだけでも、聞こえれば嬉しいし、嬉しければまた聞こうという気になりますよね。

それで慣れていけば、少しずつですがだんだん聞こえるようになります。

そうやって、聞く&言う経験をした単語や文章を地道に増やしていくことが

英語が聞けるようになる、一番確実な方法だと思っています。

 

ちなみに、他の講師が先日共有してくれた話ですが

その講師の生徒さんからある日電話があり、何かと思いきや

「今英語のドラマ見てたら、先生がいつも言ってる「ガリッ!」が本当に出てきたのよ!

 ガリなんて冗談だと思ってたからびっくりして、思わず電話したの。嬉しくなって。」

「ガリッ=Got it.」です。ガットイットと言っているうちは多分ずっと聞き取れません。

その生徒さん、今度は何を聞き取ってくださるか、楽しみです。