興味あるものは記憶に残る

生徒さんたち、それぞれいろんな趣味をお持ちだったり

興味のあるものは人それぞれなのですが、

クラスの中で、やっぱり自分の興味のあるものは記憶しやすいと感じることがたくさんあります。

 

ある生徒さんは食べることが大好き。

「この内容を英語で言ってみてください」と尋ねると、

それが食べ物関係であれば、まず間違いなく答えて下さいます。お見事。

特にしめ鯖がお好きらしいのですが、

鯖って英語では mackerel という難しい単語なのに、難なく発音もされて、もう脱帽です。

 

他にも、日本の城を訪れるのが大好きという生徒さんは

天守閣(castle tower)や、お堀(moat)などの単語はすぐ覚えられますし

お菓子作りの先生だった方は

お菓子の生地(dough)やあんこ(sweet red bean paste)などを紹介すると忘れません。

単語だけじゃなく、それらを使って英語で話そうとする時は

テキストにある英会話の例文より、はるかに気持ちがこもっていて会話が生き生きとしています。

 

そういう生徒さんたちを見ていると

やっぱりなるべく興味のわく内容にしなくてはと、テキスト作りに励んでしまうんですね。

他にもやらなくちゃいけないことはいっぱいあるんですが…バランスが難しい💦

そのへんが私の課題でもあるのですが。

 

ちなみに、日常英会話で感情を表現するというテーマだった際

「bother=うっとうしく感じさせる」という、少々面倒な意味の単語をご紹介したことがあるのですが

ある生徒さん、"My husband is always bothering me!" という文で、即座に覚えられました。

…少々複雑です。