something は時に great thing

このところ、サッカー観戦に時間をとられていたのですが

久し振りにAmazon Prime で映画を見ました。

邦題は「ジーサンズ はじめての強盗」…タイトルだけだと見る気になりませんよね💦

ただ、主役3人がモーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンと

アカデミー賞受賞者がずらりで、評価も高かったので見てみることに。

 

あらすじは、鉄工所をリタイアした3人のおじいちゃん友達が

もとの職場が破たんして、年金がもらえなくなり

その職場はその年金分で銀行に債務を返すというのにブチ切れて

銀行強盗を試みるという感じ。

アメリカは、日本ほど公的年金に依るわけではなく

個人で準備する年金と、企業からの職域年金も加えて老後の資金とするのが一般的なので

そのあたりの背景を考えると、実際こういう人もいるんだろうなぁと

アメリカの現実の一端に触れる感じでもありました。

 

途中、モーガン・フリーマンが誕生日を祝ってもらうシーンで

他の2人からのプレゼントを開けて

「That's really something!」というシーンがありました。

さて、something=何か のはずなんですが、このセリフの意味は?

実は something には「重要なもの」という使い方もあるんです。

なのでこのセリフは「すごいな!」という意味になるんですね。

これは結構よく耳にする使い方で

何か話を聞いて「それはすごいね!」という場合も「That's really something!」

「彼は大した人だ」なら、「He is really something.」です。

「すごい」と言いたい時、great, amazing, awesome, fantastic など

いろいろな単語もありますが、

こういうフレーズも練習しておくと、また引き出しの中味が増えます。

 

ちなみに、この映画の原題は「Going in style」

"in style" は、流行っているとか、かっこいいという意味で使うので

「かっこよく行こう」みたいな感じでしょうか。

3人のおじいちゃんが、本当に恰好よく生きている素敵な映画です。

こんな情けない邦題つけるくらいなら、カタカナ表記でよかったのに…もったいない。

コメディで90分ほどの作品なので、あっさり見終わりましたが

最後のたたみ方もしゃれていて、もう一度みたい映画です。

今度は英語のセリフをもっと確認しながら、じっくり見ようと思います。