生徒さんに教えられること

シニア向けクラスを行っていると

日々いろいろなことを、こちらが教えて頂く場面が多いです。

 

先日も、クラスが始まる前につらつらとお話ししていた際

「年をとると覚えられないし、できなくなることばっかりで嫌になっちゃう」

と、ある方が半ば冗談っぽく言われたのですが

その時、別の生徒さんがおっしゃったのが

「でも、若い時にできなかったことが今できることも多いじゃない?

 ゆっくり考えるとか、花をきれいだと思えるとか。

 人生その時々でできることが変わるだけで、

 できなくなったことを気にするより、できるようになったことを喜んだらいいよね。」

 

とてもとても感動しました。

私もそろそろ、できなくなったこともでてきたところで

悔しいとまではいかないものの、やはり残念に思う気持ちがあるのですが

その方のその言葉で、ちょっと力が抜けました。

 

英会話という視点でお話しをすれば

脳科学的には、年齢とともに記憶が衰えるということはないそうです。

ただ、年齢を重ねると、子供の頃よりも覚えることがどんどん多くなって

たくさんの引き出しからひとつのことを取り出すのに時間がかかるというだけのことだとか。

さらに、子供のように引き出しが少なければ、それだけ簡単にひとつを取り出すことができ、

また何度も出し入れするので、記憶を定着させる復習効果が高いということ。

 

たくさんのことを記憶してきたという自分、ちょっと嬉しくないですか ^-^

その時点の自分を楽しむ。難しいことだけど、そういう年齢の重ね方をしていきたいですね。

 

大切なことを、日々教えて頂ける機会がある自分を、とても幸運な立場だと思います。

だからできる限り、楽しい記憶を重ねられるような時間をクラスで過ごして頂きたい。

私ができるご恩返しはそれくらいですが、毎回精いっぱい皆さんにお返ししたいと思っています。