日本語の読み書きは大変

現在、留学で日本に来たばかりの友人の、アパートの引っ越しのお手伝いをしています。

今日も暑い中、引っ越し先の近所のスーパーなどの確認にお付き合い。

買い物に付き合うのは初めてだったのですが、

「脂肪分が少ないヨーグルトはどれ?」

「全粒粉のパンを買いたいのだけれど、どれがそうなの?」

私たちにはなんでもない買い物でも、漢字がまだ読めない彼女にとっては一苦労。

(ご主人の留学にくっついて来ているので、彼女は日本語がまだほとんどわからないのです)

「脂肪」という漢字と「全粒粉」という漢字を写真に撮らせて

「これに0とか、低っていう字があればOKだから」

と教えつつ、大変だなぁとしみじみ。

 

と思えば、先週はアメリカ人の友人の、永住ビザ申請の書類作成のお手伝いもしてました。

日本在住18年、おしゃべりでは「もーほんとに蒸し暑くてヤダ!」とか言える彼女でも

いざ書類を書く、それも外務省に提出する書式となるとさすがにお手上げ。

うちで延々3時間、パソコンの誤変換を繰り返しつつ数枚の書類を書きあげて

終わった頃には2人でぐったりしていました。

 

日本語の新聞を読むには、2500の漢字が必要だと言われています。

50音のひらがな、カタカナに加えて、です。

おまけに漢字にはいくつ読み方があるのやら。

 

それに比べて、アルファベットはわずか26文字。

もちろん、話せることを大切にというクラスをやっている身から言えば

読み書きの視点からの比較は目的にはそぐわないけれども

でも言語へのとっつきやすさ度合いでいけば、英語の方がだんぜん簡単に思えます。

 

アメリカ国防省の「外国語習得難易度ランキング」というデータで

日本語は最高難度にランク付けされたこともあるくらいです。

その日本語を操る皆さん、たかが26文字の英語なんて楽勝♪ って思えませんか?(^^)