Eat Out to Help Out

暑いと言っていたのも、先週末から少しましになり

いつのまにかもう8月もあと1週間なんですね。

政府の旗振りで始まったGo to キャンペーンも、なんだか不評のまま1ヵ月がたちました。

横浜や平塚など、神奈川県の生徒さんは箱根や逗子など近場に出かけているようですが

町田教室は東京都民が半分、相模原を中心に神奈川県民が半分なので

キャンペーンの話になると、少し微妙な空気が漂います (^^;

 

この話題に関して、ニュースでちょくちょく取り上げられているのが

 "Eat Out to Help Out”と名付けられた、イギリスの外食キャンペーンです。

8月中の月・火・水に外食すると

1人あたり£10(約1400円)を政府が補助してくれるというもので

何度でも使えるため、事前の手続きなどは必要なく

お店側で支払い時に10£を差し引いて、あとは店が政府に請求するだけという内容です。

それ以外にも、イギリス政府は飲食店を対象に

VAT(付加価値税、日本の消費税のようなもの)の税率も20%から5%に引き下げていますので

実際には、消費者は通常よりもはるかに安い価格で利用できることになります。

 

このタイトルのHelp Out の部分、help だけじゃだめなの?という感じもしますが

out という言葉のイメージには、外へという代表的なものを核にして

「逸脱する」「なくなる」「最後まで」などのニュアンスがあります。

help に out を加えると、「最後まで」のニュアンスが加わることになり

「助け切る」というか、困った人に手を差し伸べて救助するようなニュアンスを感じます。

他にも、clean out ならスッキリ掃除をした感じがしますし

"Hear me out! "と言われると、「最後までちゃんと聞いてね」という感じです。

「逸脱する」の意味だと

"This machine is out of order." は良く使いますね、「この機械は故障中」

order = 正常な状態 から逸脱しているということです。

また、「なくなる」なら

"The beer has run out." run は物事が変化していくことを表わすので

変化した末になくなったという感じになります。「ビール飲み切っちゃったね」という感じかな。

 

動詞もそうですが、out を始め、in, on, off, up, down のような

副詞と呼ばれる、動詞にニュアンスを付け加える役割の言葉は

その言葉の持つイメージやニュアンスをつかむようにすると

組み合わせでずいぶんと表現が増えるようになりますので、お得な感じですよ。

 

日本でもGo to travel に引き続き、 

Go to Eat や Go to Event などが予定されているようですが

いまだにGo to travel の利用の仕方すらよく理解できません。

なぜイギリスのように単純な仕組みにならないものか … 謎です。