脳科学的にも勉強には「楽しい」が必要

先日読んだ雑誌の記事に

「人間の集中力は15分が限度」という内容がありました。

アメリカの大学の研究でも、15分に一度、テーマを変えるなどしてリフレッシュすると

学習効果があがるという結果がでているそうです。

 

さらに興味深かったのが、脳はエネルギーを多く必要とする器官のため

いらない情報は忘れるようにできているという記述でした。

「いらない情報」というのは、自分が楽しいと思わないことも含まれるため

なんと、勉強は、脳の持つその性質と戦わなくてはいけない作業なんですね。

ただ、「おもしろい」と思ったものは記憶に定着しやすいので

わくわくした時に脳からでる「シータ波」というものと一緒になった情報は

脳が必要と判断して記憶するんだとか。

S&Sで目指している「楽しいクラスを」というものは

勉強法としても正しいということになり、ちょっと嬉しかったです。

 

クラス中に雑談しながら笑ってシータ波がでると、それが記憶を助けます。

関西人であるからか、私は生徒さんが笑ってくださると

ついつい授業の本筋から離れて違う方向へ進んでしまうのですが

(一応英語の話題なんですけどね)

それも記憶を助けていると思えば罪悪感もちょっと薄れるかも。

あとは、前述した「集中力は15分」というのと合わせて

15分ごとをメドに、ちょっと雑談で笑ってまた別のテーマへ というサイクルを意識すれば

さらに効率よく記憶できるのかもしれません。

 

ちなみに、記憶を助ける「シータ波」というのは、歩くことでも出るそうですよ。

なので歩きながらの勉強はおすすめなんだとか。

クラスの帰り道、歩きながら今日の内容を思い出してみたらいかがでしょう。

でもそこまで一生懸命になると、こんどは楽しさがなくなってしまうので

あくまで楽しく、のんびり、長く続けていきましょうね。